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Staff Story09 放課後ドラマぽにょ+スタッフ 香川美蘭

現在のお仕事について。自分だけじゃないのだと知れた事は、何よりも大きいことでした。
K2グループの一事業である、ぽにょ+(プラス)でスタッフとして働いています。
内容は、小学生対象で、学校終了時から保護者の方がお迎えに来られるまでの預かりです。
小学校への送迎や、緊急対応も行っています。
また、K2の塾生の研修先、学生のインターン先でもあります。
ぽにょは、たくさんのイベントがあるのが特徴で、準備から子ども、研修生、スタッフみんなで作り上げるということを大切にしています。
そして、K2は多くの部署があり、たくさんの人と関わりを持てるということが、ぽにょの最大のメリットです。
K2に来た経緯。死にたいと言うより、消えたかった・・・。

高校3年生までは、思春期のいろいろな悩みがありながらも、部活に没頭し、仲間にも恵まれ、楽しい学生生活を送っていました。
体調に異変が出てきたのは、高校3年生の秋頃からです。
進路や受験を決定する時期に、いろいろな状況が重なり、受験する学校を決めきれないでいました。周りはどんどん決まっているのにという焦りから、今思えばパニックになっていました。
そこから、自分の体と心がバラバラになったような感覚になり、どうしても考えがまとまらない、今まで頑張ればできていたことができない。
結局、体を引きずるようにして受験会場にいきましたが、結果は不合格でした。

この先どうすればいいのだろうと言う不安感だけが残りました。
その後も、焦って専門学校に行ったりもしましたが、入学して数ヶ月で疲れ果てて、ベッドから動けなくなりました。その時は、何で頑張れないんだ、なんでこんなに情けないんだ。と思ってはいるものの、体が鉛のように重くなり、数ヶ月引きこもり、少し動けるようになったら、バイトをする。の繰り返しでした。浮き沈みが激しかったです。投薬もしているものの、効いている感覚はありませんでした。
そのような状態が約5年続き、その中での約1年半は何も手に付かず家族ともまともな会話ができない時期もあり、死にたいと言うより、消えたかったです。
自分を最初から無かったものとして考えてほしかった。
家族には本当に心配をかけていましたし、当時思春期の兄弟にはきついものがあったと思います。
その後は、祖父の死をきっかけに、少しずつ外に出るようになりました。
私が家にいたらこのままでは家族が倒れてしまうと感じ、自分でK2を調べ最後だからお願いします、と親に頼んでK2に行くことになりました。
とにかく、実家にはすぐには帰れない場所を選びました。実は、K2で仕事をしてからも、引きこもった時期があります(笑)。
スタッフの方がサポートして下さり、復帰をすることができました。

今の自分と昔の自分でどんなところが変わったと思いますか?自分がしんどい時に「助けて」と言える場所がある。仲間がいる。
基本は今も昔も変わっていません。
基本ネガティブ、感情の起伏が激しい、落ち込みやすい、面倒くさがり屋な人間です。
人前に出ることがとにかく苦手だった自分が、K2に来て、子ども達を預かるという仕事をさせて貰ってから、苦手とは言っていられない場面も多々あり、少しずつ鍛えられてきました。なにより、自分がしんどい時に「助けて」と言える場所がある。 仲間がいると言うことは、とても大きな心の支えです。

家族に関しては、何もしていない時期はずっと申し訳なさでいっぱいで、家族の顔もまともに見ることができませんでした。
でも、現在は仕事もすることができ、自分で生活ができるようになり、気が楽になったというところは大きいです。
これからの目標や働くうえでの課題は?自分がしてもらったことを、自分のやり方で恩送りをしていく
仕事では、ぽにょ+は開所して6年になります。
1年生だった子が6年生になり卒業していきます。
今後は、卒業した子達が気軽に帰って来れる場所を作りたいです。
もう一つは、私達はJスタッフとして働いています。
Jスタッフとは、塾生がK2でスタッフとなって働き、恩返していくのではなく、新しく入ってくる塾生に恩送りをしていくという目標があります。
自分がしてもらってきたこと、してもらっていることを、自分のやり方で恩送りをしていくことが課題です。

プライベートに関しては、近々結婚をすることになりました。
私にとっては新しい環境、新しい生活という事で、不安がいっぱいです(笑)
新生活に慣れていくということ、自己管理が今後の課題です。
今、悩んでいる方やその保護者の方へ、同じ立場からのアドバイス とにかく何も考えず出たほうが良い
私は、引きこもりの経験者なので、自分が経験したことしか言えませんが、過去のこと、未来のことは今は置いておいて、自分を責めることも、周りを責めることも、親を責めることも今は置いておいて、とにかく何も考えずに出た方がいいというのが私の体験から言える事です。
時は止まっているようで、止まっていません。
一人では、私は今も何もできません。
でも、周りに一緒に歩いてくれる、スタッフの方や仲間がいるから歩けています。K2とは、そういう場所です。
そして、K2に来た時、私の親は理解をしてくれようと、私の課題、問題から目をそらさずにいてくれました。
私がくじけそうな時も、応援しながらも、決して帰ってこいとは言わないでいてくれました。
私の場合は、自分に甘いので思い切って新潟の実家から出て、すぐ帰ることのできない場所にきたこと、K2に出会ったこと、親の理解があったこと、今、生活できていることすべてに感謝です。
私は、K2の説明会に来て入塾することを決めたので、一度見学に来てみて下さい。
profile
香川美蘭 1984年7月生まれ
2008年10月にK2に入塾。塾生・アルバイトを経て現在Jスタッフ。
入塾前は洋菓子売り場のアルバイトなどを経験
2009年4月から認定NPO法人コロンブスアカデミー「ぽにょ+(プラス)」スタッフとして働く。
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