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Staff Story08 コッペパンハウス「パン屋のオヤジ」スタッフ

仲間たちと一緒にコッペパンをつくっています。
現在は2016年4月に新しくオープンしたコッペパンハウス「パン屋のオヤジ」でコッペパンの製造を担当しています。
毎日甘いおやつコッペや惣菜コッペを仲間たちと一緒に作っています。
また、共同生活寮「ハマコロ」に住んでいます。寮では自分と同じような経験を持った若者達と一緒に生活をしていますので、掃除や食事作りなど生活のスキルアップができるように頑張っています。
K2に来た経緯 自分が何をしたいのか?どう生きたらいいのかがわからなくなっていました。
自分は小さい頃からずっとなんだかわからない違和感があって、人前では自分を演じているようなしんどさがありました。学校を卒業した後、一切人との関係を拒絶していた時期があり、トータル6年ぐらい家に引きこもっていました。自分が何をしたいのか?どう生きたらいいのかがわからなくなっていました。
その頃は常に現実逃避して、映画を見たり、ゲームをしたり、人に会わないように時間を気にして出かけたりという日々でした。
この間、地元の支援団体を通じて一度働きましたがやっぱりだめで、また引きこもっていた時に心配した両親がK2の事を探してくれて、ダメもとで北海道から横浜へ出てきました。
横浜に来てからも最初は苦労しました。自分の気持ちを素直に出せないのが癖になっていたのだと思います。でもなんとか頑張ろうと思い本当に一歩一歩の毎日でした。
今の自分と昔の自分でどんなところが変わったと思いますか?ここでは本心を言ってもいい、いい子でいなくてもいい

昔は「こんな自分は周りの人に受け入れてもらえない」と考えていました。
また自分自身が自分の事を受け入れる事ができないでいました。周囲の人の顔色ばかり気にして、嫌われる事を言わないようにしていたように思います。

K2にきて1年程経った頃、研修で1か月間シドニーのK2に行く機会がありました。
外国に行く事自体が初めてでしたが、いろんな人種や考えを持っている人がいる事、広い世界を見る事が出来た事で自分の中の小さな枠が外れたような気がしました。素直になってもいいと思えるようになったのはこの頃だったと思います。
自分と似た悩みを持った仲間に出会えた事、困ったときに相談に乗ってくれる人達がいたことも大きかったです。ここでは本心を言ってもいい、いい子でいなくてもいい、そんな風にK2のスタッフの方々に受け入れてもらったからだと思います。

横浜では学童のスタッフをさせてもらう中で、料理をしたり、物を作ったりすることに喜びを感じられるようになってきました。自分の後輩と言える人達が入ってきて、その人達の為に何か役に立てることはないかという想いが自然に自分の中から出てきました。

これからの目標や働くうえでの課題は?喜んでいる姿、おいしいと思ってもらえるのが自分にとっての働く喜び
今は美味しいコッペパンを作る事に日々研究と精進したいと思っています。
味に対して妥協しない事。見て、食べておいしいパン作りを目指しています。
また食べたくなるパンを作ってお客さんがたくさん来るお店にしていきたいという想いでいます。これまでの仕事含めて思うのはどんな仕事でも、みんなの喜んでいる姿、おいしいと思ってもらえるのが自分にとっての働く喜びだと思っています。
今、悩んでいる方やその保護者の方へ、同じ立場からのアドバイス 友達や仲間と呼べる人がきっとできると思います。
K2には自分と同じ経験を持った人がたくさんいます。
その中で友達や仲間と呼べる人がきっとできると思います。
自分は変わらないといけない、今のままではだめだと思うかもしれませんが、まずK2に来てから自分の強みや良さを発見していって、生きていく為のスキルを身に着けていったらいいのではないでしょうか?
profile
岸本 泰門 1975年5月生まれ 北海道出身
2009年にK2に入塾。塾生・アルバイトを経て現在Jスタッフ。
入塾前は地元の就労支援施設の紹介で介護の仕事を2年間経験
学童スタッフとして就労後、現在はNPO法人ヒューマンフェローシップ「パン屋のオヤジ」でスタッフとして働く。
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